2月21日に技術者症例発表会を行いました。
歯科衛生士 百武(小郡医院)
「継続してメンテナンスに来てもらうために」というテ-マでのプレゼンでした。定期検診にて診ていくことをマニュアル化しており、定期検診においてどのようなことが重要であるのか患者に伝え、齲蝕や歯周病等、早期発見・早期治療にはメンテナンスを継続していくことが重要であるとしました。
歯科衛生士 高橋(八女医院)
「喫煙リスクと歯周炎」というテ-マでのプレゼンでした。一日20本程度喫煙する患者の症例で、一度目の歯周基本検査では歯周ポケットがほぼ4㎜以上、BOP100%、歯肉はメラニン色素が沈着し肥厚していたのが、3回目の歯周基本検査では歯周ポケットはほぼ2~3㎜、BOP9.2%、歯肉もある程度綺麗になっていました。本来であれば禁煙してもらってメンテナンスを行うのが良いのですが禁煙は簡単なものではないので禁煙外来を勧めることも1つの手段であるとしました。
歯科医師 中島(広川医院)
「外傷」をテ-マとしたプレゼンでした。小児の転倒による前歯の脱臼、再植を2ケ-ス発表してもらいました。再植する前に根充を行う場合もあることなど大変勉強になりました。また再植には脱臼してからの時間や歯根膜の損傷の程度などが予後に影響することを学びました。
歯科医師 高橋(筑後医院)
「上下顎フルマウスインプラントとその問題点」というテ-マでのプレゼンでした。インプラントを埋入するが歯肉の腫脹や歯槽骨の減少など様々な問題が発生していました。患者の要望で全顎インプラントにするが現在もスレッドの露出やオ-バ-ジェットが大きいなどの問題を抱えており、今後の治療方針、治療結果をおって聞かせていただきたい症例でした。
西町医院 赤毛