歯を削るドリルを取り付ける「ハンドピース」と呼ばれる
金属製の柄を患者ごとに交換しているかどうか、
全国1000人の歯科医にアンケートで
東北大学歯学部などの研究グループが尋ねたところ、
回答した700人のうち、52%の歯科医は
「患者ごとに交換している」と答えました。
その他の回答は、
「感染症患者とわかった場合や、血液などが付いた場合などに
交換する」が合わせて33%、「消毒液で拭く」が13%。
驚いたことに「何もしない」という回答も1人(0.1%)いました。
またドリルの歯であるポイント・バーといわれる部分の扱いを知ると、
もっと驚きます。
このポイント・バーは、歯を削るという意味では、患者の体に接する所です。
患者の治療が終わった後は、洗浄して唾液や血液などを落とし、
さらに高温の蒸気が発生する装置に入れて、
細菌やウイルスを100%なくす滅菌処理を取るよう
学会の指針などで定められています。
このポイント・バーを指針通りに「洗浄・滅菌」しているとした回答は64%。
残りは「(洗浄せず)滅菌のみ」「洗浄のみ」がそれぞれ3%、13%。
「薬液消毒のみ」が20%という答えでした。
(2017年読売オンラインより引用)
これは少し前の記事になります。
コロナ禍の今、状況は変わってきていると思いますが、
それでもこういう記事を目にすると
とても心配になり、歯科医院へ行くのもためらってしまいます。
しかし、ご安心ください。
当医院ではハンドピースはオイルライザーやオートクレーブ、
バー・ファイル・リーマーは超音波洗浄してオートクレーブで
使用するごとにしっかり滅菌処理しています。
立山歯科では100%滅菌済みの診療器具をご準備しております。
安心してお口の健康管理をお任せください。
筑後医院 平松