9月17日は衛生士勉強会でした。
クリニック勤務 森山さん
「叢生がある軽度歯周炎への患者様への対応」
叢生(そうせい)とは、歯がデコボコしたり、重なりあって生えてしまう状態のことです。らんぐい歯や、八重歯も叢生です。
歯の大きさや数に対して、顎が小さいと、歯が並ぶ十分なスペースがなく起こります。
叢生の方は、歯ブラシがとどき難かったり、歯垢がたまりやすいなどの原因により歯茎の腫れ、退縮が起こりやすいので虫歯や歯周病に注意が必要です。
そういう方への歯磨き指導からケアの重要性、矯正の必要性を伝えました。
コミュニケーションをしっかりとり、正しい知識を伝えて理解していただくことが大切です。
筑後医院勤務 田中さん
「歯科恐怖症患者への歯周治療の対応について」
歯医者に行くのが怖くてずっと治療途中のまま放置されていたので虫歯が多く、歯ブラシが当たっていない部位の歯茎の腫れも顕著にみられる症例でした。
このような歯科嫌いの患者様には、精神的な恐怖からきている場合が多い為、そういったことを踏まえた上で、歯周病治療を行う。
時間がかかっても患者さんの不安をなくし、治療を進めていくようにしていきたいと思っています。
今回学んだ事を日々の診療で活かしていきたいと思います。
小郡医院 歯科衛生士 高木