9月13日の日曜日、診療終了後に若手歯科医師勉強会が広川医院にて行われました。
この勉強会は、まだ経験の浅い歯科医師が、立山歯科のスタンダードな治療法を
修得するために毎月1回行われています。
今回は前回に引き続き根管治療(神経を取ったあとの根の治療)をテーマに行われ、ニッケルチタンロータリーファイルを用いての根管拡大の実習を行いました。
神経を取った後、神経が通っていた管は、清掃や消毒、充填(最終的に神経の管を
詰める)しやすいように広げていく必要があります。
この、神経の管を広げる作業が根管拡大です。
ファイルという専用の器具を使い、手作業だけで拡大していくことも可能なのですが、時間がかかってしまいます。そこで、ロータリーファイルという機械を用いて
より迅速に拡大を行うための練習を繰り返し行いました。
器具の使い方や注意点について、先輩の先生方から教えてもらいながら、
抜去歯牙を用いて根管拡大を行いました。また、最後に、動画も見て使い方を学びました。
根管治療は日々の診療でも数の多い処置です。今回行った実習は、明日からの診療にすぐにでも使えるものなので、しっかりと修得して診療に生かしていきたいと思います。
基山医院 野田