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立山通信

2014-5-6

4月20日技術者症例検討会

 

 

 

 立山歯科では、現在、包括歯科臨床を実践されている中条先生勉強会、佐賀大学口腔外科名誉教授の香月先生を招いた口腔外科症例検討会、歯科衛生士勉強会、コーチング、3S勉強会など様々な勉強会を行っています。

 

 今年度からさらに立山歯科の歯科医師、歯科衛生士、口腔外科•インプラントのスペシャリストの柴原先生、歯科技工士が一堂に会し、

通称『立山歯科 技術者症例検討会』が毎月一回行われる事になりました。

 

 今日は総勢51名が集まり、歯科医師3名、歯科衛生士2名による症例発表が行われ、活発な議論が交わされました。

 

 

 

立山理事長

 

 

 

1 田中(筑後医院 副院長 歯科衛生士)

 

 歯周病と呼ばれる病気は感染症であり、一番大切なのはプラークコントロールです。治療の主役はあくまで患者様であり、毎日の歯磨きが重要で、我々は患者様自身がしっかり磨けるような環境をつくり長く維持できるようにお手伝いをしているにすぎません。それぞれの患者様に合わせた歯科衛生士としての寄り添い方についての発表でした。

  

 

2 野田(広川医院 副院長 歯科衛生士)

 

 喫煙と歯周病についての発表でした。喫煙をされていると、血行が悪くなり、症状が表に現れず思ったより病状が進行していることがあります。

さらには、治療の反応も悪くなりますし、何より歯茎が暗い色になり素敵な笑顔が半減しますのでご注意下さい。

 

 

 

3 立山(立山歯科 理事長)

 

 ロケーターと呼ばれるインプラントを用いた入れ歯を固定する装置についての発表でした。型が上手くとれてなかったり、噛み合わせが上手くできてない場合もそうですが、顎の骨が高度にやせている場合、入れ歯が安定しにくいときがあります。そのようなときにロケーターを使うと強固な維持が獲得でき、患者様に対する外科的な侵襲も少なく、清掃性も良く、ブリッジタイプよりも場合によっては綺麗な見た目もつくることができます。

 

 

 

4 中島(久留米医院 副院長)

 

 インプラントの咬合についての発表でした。インプラントに限らず、長期間安定した良い状態を保つにはきちんとしたメンテナンスや噛み合わせの与え方とその後のチェックが大切です。立山歯科では患者様一人一人に合わせた適切な治療と噛み合わせを与え、長く健康に快適な食生活がおくれるよう全員で精進して参ります。

 

 

 

5 義川(基山医院 院長)

 

 虫歯を治療するとき、その場で直接修復する場合と型をとって修復する場合とがあります。そのときの材料も含めた選択基準や削り方をおさらいし、実践した発表でした。どんな分野でもそうですが、基本的なことほど重要で難しく奥が深いものです。若手の先生方も非常に勉強になったと思います。

 

 

 

 

左から、野田、田中、理事長、中島、義川

 

 

 

 今後も歯科の様々な分野をテーマにし、全員がより質の高い医療を提供していけるよう日々研鑽していきたいと思います。

 

 

 

 

 

                            久留米医院 副院長 中島 

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