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立山通信

2013-6-20

6月の口腔外科症例検討会

 619日は月に1回開催されている口腔外科症例検討会でした。

佐賀大学口腔外科名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加頂いております。


昨日は、A5名の歯科医師が8つの症例発表と口腔外科手術のディスカッションが行われました。

 

 

 

 (1)筒井先生(八女医院副院長)

  上あごにインプラント治療を行う症例について発表しました。

 インプラントを用いて義歯(入れ歯)を固定する方法について話し合いました。

 


(2)池松先生(基山医院副院長)

  上記と同様に上あごにインプラントを用いて義歯を固定する治療法について発表しました。

 

 この2症例のようにインプラントは取り外しの入れ歯を固定するためにも使えますし、

 欧米ではスタンダードな治療になりつつあります。

 「インプラントオーバーデンチャー」といいます。

 

 また、もう一つの症例は、炎症を起こした歯が原因で頬に膿みの出る道を作る

 「外歯瘻」という症状について勉強しました。

 

香月先生より「ドレーン」という膿みの道を作る処置法について解説頂きました。

 

 

 

(3)青木先生(小郡医院副院長)

  下あごの両側にインプラントを用いた治療を行った症例を発表しました。

 左下はインプラントによる歯を作り、右下はインプラントオーバーデンチャーによる治療を

行いました。

 

 

(4)江越先生(広川医院院長)

 来月予定されているインプラント患者の手術計画を発表しました。

「サイナスリフト」という上あごの奥歯の骨を作る高度な手術を行う予定です。

 

 

(5)貞刈先生(立山クリニック所属)

  上あごにできた膿みの袋=嚢胞の治療経過症例、下あごにできた嚢胞の治療計画、

 下あごに過剰な歯が埋まっている症例(過剰埋状歯)の3症例を発表しました。

 

 

 最近メディアでも取りざたされている「インプラント治療」ですが、

インプラントを入れる部位だけを見るのではなく、その患者様の歯、歯茎、唇、お顔の形など

全体を診て、トータルにデザインする能力が必要です。 

また、インプラント治療をした瞬間からメンテナンスをはじめ一生のお付き合いになるのですから、

 今回の勉強会では、香月先生、立山理事長をはじめとして一患者様のために

活発な議論がなされたことは大変有意義であったと思います。

 

近年増えつつある歯を原因とした炎症や嚢胞などの疾患についても大学病院などの高度医療機関と

切な連携を取りつつ、応急処置など我々が可能な対応も学ぶことが大切であることを

各ドクターは痛感しました。

 

 

 

 

 

 

口腔外科・インプラント外科担当:柴原

 

 

 

 

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