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立山通信

2024-6-20

お口の健康と全身疾患について

こんにちは。

ようやく梅雨入りとなり、恵みの雨、憂鬱な雨の季節になりましたね。

今日はお口の健康と全身疾患について取り上げました。

 

日本人の平均寿命は、男性81歳、女性87歳と世界のトップレベルです。

長寿はすばらしいことですが、自立して生き生きとした人生を送るためには健康寿命が大切ですよね。厚生労働省が算出した健康寿命は、男性72歳、女性75歳です。近年では、お口の健康の維持はからだの健康を保つためにも重要だと言われています。

 

歯を失う原因の90%がむし歯と歯周病


とくに50歳代以降では、歯周病が悪化して歯を失うことが多く、高齢期の食生活に大きな支障をきたします。
自分の歯が少なくなると、あまりかまなくとも食べられる軟らかな食品を摂ることが多くなりますが、軟らかな食品にはブトウ糖やショ糖など、吸収の早い糖質が多く含まれるので、血糖値を急激に上げる危険があります。
一方、かみごたえのある食品には、食物繊維が多く、脂質や糖質の量は少なめで、ゆっくり吸収されるため、血糖値をあげる危険が少ないといわれています。

 

 

メタボリックシンドロームが進んでいる人ほど、歯周病のリスクが高まる

 

歯周病は、糖尿病や動脈硬化など、メタボリックシンドロームと関係のある病気とお互いに影響しあっていることがわかっています。
糖尿病や動脈硬化など、歯周病とメタボ関連の病気が、いくつも深くかかわりあっているだけにメタボと歯周病も相互に関係していると考えられています。
実際に、メタボの判定基準に当てはまる数が多いほど、歯周病のリスクが高まるといわれています。

 

 

歯周病はご自身の歯磨きでは改善されません。

からだの健康を保つためにも、是非歯医者さんで歯周病の予防とケアを実践してみてくださいね。

 

                            久留米医院 永田

 

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