7月10日(水)の午前に、口腔外科関連の勉強会を行いました。
<筑後医院 長井先生>
◎英語論文抄読発表:「MRONJ(顎骨壊死)の現状」
ビスホスホネート系薬剤による治療中に、ある種の医薬品や顎付近への
放射線治療、抜歯などの処置、口腔内の不衛生などの条件が重なった場合、
顎の骨に炎症が生じ、さらに壊死してしまう「顎骨壊死」がみられること
があります。痛み、顎の腫れ、膿が出る、歯のぐらつき、下唇のしびれな
どの症状が出た場合は、医師、歯科医師、薬剤師に必ず相談してください。
<筑後医院 宮原先生>
左下親知らずの抜歯についての発表でした。抜歯の前にCTを撮り、
歯や神経の位置を確認した上で抜歯を行なった症例でした。
<広川医院 原先生>
舌の裏側にできた水ぶくれのようなもの(粘液貯留嚢胞)についての
症例と右下の親知らずを2回に分けて抜歯した症例についての発表でした。
<小郡医院 新垣先生>
理事長の指導の下、初めて先生自身でインプラントを埋入した症例に
ついての発表でした。模型上のシミュレーションと実際の感覚は全く違い、
インプラント手術の難しさが分かるような内容でした。
症例発表後は採血実習を行いました。とても有意義な実習となりました。
今回学んだ内容を忘れずに、今後の診療に存分に活かして行きたいと思います。
八女医院 上野