5月9日(水)外部講師の香月先生、柴原先生をお招きし、外科症例検討会が行われました。
〇埋伏智歯の抜歯 香月先生指導オペ報告 原先生 広川医院
下顎の歯肉に埋もれている親知らずの抜歯についての発表でした。CTを撮影することで3次元的に分析でき、より安全に抜歯することができます。生体モニターを装着し患者さまの状態を見ながら抜歯することが大切です。
〇骨移植同時インプラント埋入 末続先生 筑後医院
インプラントを希望される患者様で問題となるのが、骨の量です。十分な骨量がない場合、自身の下顎の骨から骨片をとってきて移植と同時にインプラント埋入することができます。1度で可能な術式なので患者様への負担を減らすことができます。
〇審美要求の高い患者の前歯部の歯根外部吸収への対応について
荻原先生 八女医院
上の前歯の根が、大きく吸収してしまっている症例でした。歯根の治療でなおる見込みがないため、抜歯の必要がありますが、まずは吸収してしまっている根を外科的に除去してみてできるだけご自分の歯を残していくようにします。
学んだことを日々の診療に活かして参ります。
小郡医院 高木