6月14日 広川医院にて外部講師の香月先生、柴原先生をお招きし、英語文献の抄読会および外科症例検討会が行われました。
①岡本先生(久留米医院 院長)
「上顎洞底挙上術を用いたインプラント治療」
上の奥歯の部分の骨の再生とインプラント手術を同時に行う症例を2つ発表されましたが、それぞれ骨の再生を行う際のアプローチが異なる方法を選択されていました。
それぞれの症例を比較、検討し、また骨増生を行う際に用いる材料、定着までの期間等についての議論がなされました。
②平山先生(筑後医院)
「過剰歯の抜歯」
小児の上顎の真ん中にある余分な歯がいわゆる「すきっ歯」の原因になるので、抜歯した症例。
この部位の抜歯をした際に予想されるリスク等について議論されました。
③佐々木先生(八女医院)
「左下678の抜歯を行った症例」
虫歯が進行し、保存不可と判断した左下3本の奥歯を一度に抜歯した症例。
特に奥から3番目の歯については一度歯を分割してから抜歯を行ったというもの。
3次元的な位置を確認するためにもCTを撮る必要性があることについて話し合われました。
今回学んだことを日々の診療に活かしてまいりたいと思います。
小郡医院 山口