7月24日、広川医院にて歯科医師、歯科衛生士を対象とした勉強会が行われました。今回は次の四人の方々に発表していただきました。
①歯科衛生士 恵美須 クリニック
重度歯周病の患者様の症例でした。歯周病治療の一つであるスケーリング・ルートプレーニング(歯茎の中の歯石を取ること)による効果やその重要性についての発表でした。外国人の患者様は歯石の硬さや歯の並び方が異なっていることやコミュニケーションの重要性を学びました。
②歯科医師 高木 小郡医院
CRF(虫歯を取った後にプラスチックで埋める治療)についての症例でした。どのような場合に虫歯を取った後銀歯にするかCRFにするかなどの議論が行われました。治療手順や操作時間などの確認も行いました。
③歯科医師 野田 基山医院
根面カリエス(歯茎の近くにできた虫歯のこと)についての症例でした。様々な材料による治療やその効果の違いについての発表でした。年配の患者様に根面カリエスが多いことから、今後高齢化がますます進む中で多くなる治療であり、多くの意見が出て議論となりました。
④歯科医師 池松 クリニック
抗生物質についての発表でした。安易に抗生物質を患者様に出すべきではない、またどのような場合にどの抗生物質を投薬するのかなどの議論が行われました。
今回の勉強会で学んだことを日々の診療に活かして参ります。
基山医院 宮原