5月11日、広川医院研修室にて外科症例検討会が行われました。
原先生(小郡医院歯科医師)
「診査、診断」
前歯の着色が気になる患者様の治療計画の症例でした。
口腔内写真は色々な方向から撮影するとよいなど指導されました。また、CT撮影をして資料を集めることの重要性などを学びました。
山本先生(久留米医院歯科医師)
「粘膜骨膜弁剥離にての抜歯」
根だけ残った歯を抜歯する際に歯茎を開いて行う処置について議論しました。
どこで切開すればよかったか、またどの糸でどこにどれくらいの強さで縫合するべきだったかなどが話し合われました。
新垣先生(小郡医院院長)
「嚢胞摘出術」
嚢胞摘出術とは歯の根っこにできた膿の袋を歯ごと取り除く手術のことです。歯を先に抜くか膿の袋を先に摘出するのか、また歯茎の開き方についてなど学びました。
最後に、香月先生、柴原先生より、お勧めの本の紹介をしてもらった後、平成28年度診療報酬改定について外科を中心に説明していただきました。
一年間この勉強会を通じてスキルアップしていきたいと思います。
今回学んだことを今後の診療に活かして参ります。
基山医院 宮原