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立山通信

2016-1-16

1月 外科症例検討会


広川医院にて外科症例検討会を行いました。

1.岡本先生(久留米医院)
インプラント埋入後良好な経過をたどった症例についての発表でした。

インプラント埋入術前よりプラ-クコントロ-ルを丁寧に行った結果につながったのではないかということでした。インプラント治療は包括的治療なので歯科衛生士のメンテナンスも重要になるということでした。

また、相談症例としてインプラント治療に年齢、既往歴等考慮してインプラント治療の可能性を考えました。

 

2.高橋先生(筑後医院)
フルマウスインプラント症例における歯周炎の検証でした。

右下1をはじめ全顎的に骨吸収が起こっており、スレッドが露出してくるかどうか、補綴の適合をよくしていくのか等骨吸収を防ぐための議論がありました。

 


3.赤毛先生(西町医院)
HIV患者の歯科診療について発表しました。

歯科診療を行う上での感染経路や、術者、アシスタントが感染しないための感染防御の方法について述べました。HIVは感染力がB型肝炎やC型肝炎に比べるとかなり弱いものの、スタンダ-ドプレコ-ションに沿って感染を防ぐことが重要であると結論づけました。

 


4.古城先生(筑後医院)
3つの抜歯症例についての発表でした。

右側上下7の抜歯症例、矯正抜歯の症例を抜歯適応のマニュアルを示しながらの発表でした。上手く抜歯できていました。ベテランドクタ-から浸麻の量をカルテに記載することなどのアドバイスがありました。

 

今後の診療に活かして参ります。

 

西町医院 赤毛

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