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立山通信

2015-12-15

12月 口腔外科症例検討会

12月9日広川医院研修室にて佐賀大学口腔外科名誉教授香月先生御指導のもと外科症例検討会を行いました。

吉田先生 西町医院
「歯根端切除術の治癒評価」
歯の根っこにできた炎症の袋を外科的に取り除く手術後の治癒についての発表でした。部位ごとの成功率について、および治癒過程の考察がありました。

中島先生 広川医院
「高齢者のインプラント治療」
インプラント治療にリスクのある方の治療方針についての発表でした。ブリッジや義歯以上にメリットの大きいインプラントですが、どんな患者さんにも適するというわけではありません。インプラント以外に可能な限り選択肢を提示できたか、内科や整形外科の連携がとれているかなど、インプラント前の治療計画の大切さを勉強しました。
「インプラント手術時の注意点」
手術時によく起こりうる現象を解説しました。様々な選択肢を用意しておくことでその後の対応もできることを学びました。

荻原先生 八女医院
「重度歯周病患者の全顎的インプラント治療」
歯周病が進行して自分の歯を残しておけなくなった患者さんのインプラント治療についての発表でした。一気に全部抜いてしまうのではなく数カ所にわけて抜歯してインプラントに置き換えることで噛み合わせを大幅に変えることなく治療を終えることができました。今後は歯周病が進行してしまった要因などを見極めメインテナンスが大切だと学びました。

鳥越先生 小郡医院
「歯根嚢胞摘出及び歯根端切除術の経過」
歯の根っこの病気を外科的に取り除く手術後の経過を追った報告でした。治りにくい根っこの病気では骨の中で病気の袋ができていることが多く外科的に取り除かないと治癒が難しいことがほとんどです。治癒にも時間がかかるので必ずレントゲン写真を撮影しきちんと治癒過程をたどっているのか、病気が再発していないかなどを確認することが大切だと認識しました。
「下顎智歯の2回法抜歯」
下の親知らずを2回に分けて抜歯する手術についての発表でした。下あごの骨の中に通る神経を傷つけない様に2回にわけて抜歯する手法です。継時的にパノラマをとることで歯の移動を確認でき2回目の抜歯の時期を決めることができます。



今回学んだことを今後の診療に活かしていきます。

 

 

 

小郡医院 高木

 

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