5月20日は月に1回開催されている口腔外科症例検討会でした。
佐賀大学口腔外科名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加頂いております。
今日は4名の歯科医師が症例発表し、口腔外科に関するディスカッションが行われました。
①野口(八女医院所属)
歯をぶつけてしまった際(外傷)の対応をした症例でした。
緊急を要する対応についてガイドラインを交えながら注意点を伝えていました。
②羽原(広川医院所属)
歯の根に炎症がおきて根の治療のみでは治らない症例の治療についてでした。
歯根嚢胞摘出術という処置であり術式について、注意事項、適切な使用器具について
新しい情報も交えて発表しました。
③義川(基山医院所属)
腫瘍(できもの)ができている患者様に対し適切な診断をして摘出を行った症例でした。
注意するポイントを交え、また摘出したものを検査し悪性のものでないかの
確認できており治癒も良好でした。
④岡本(久留米医院所属)
先月行ったインプラント手術の術後経過の症例でした。
骨が薄く難症例の患者様に対しての経過報告を行いました。
最後に、外科、インプラントのスペシャリストである香月先生海外からの
インプラント事情に対してご教授いただきました。
今回学んだことを日々の診療に活かしていきます。
立山歯科 クリニック医院 池松