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立山通信

2014-11-15

11月 口腔外科症例検討会

 1112日は月1回開催されている口腔外科症例検討会でした。 

佐賀医科大学口腔外科名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして

参加頂いております。 

今日は4名の先生による症例発表があり、積極的にディスカッションが

行われました。

 

 

柴原清隆先生(岡本多浩先生(久留米医院)の症例) 

本日の午後から手術を予定している患者様についての手術計画の

最終チェックについての発表です。 

以前の手術にて骨を増やしておりその部位にインプラントを入れる

手術を行います。 

注意点等を再度見直しより安全に、より成功率を高めるためのアドバイスを、また最新の技術についての見解についてディスカッションを行いました。

 

井口秀雄先生(基山医院) 

前歯の歯ぐきのラインが異なり、前歯の大きさにも影響を及ぼしてしまっている患者様への対応についての発表です。 

上あごの中心に位置する歯の大きさが違うとどうしても見た目に影響を及ぼしてしまうため歯ぐきに対するアプローチが必要になってしまいます。ただかぶせ物をやり変えるだけでなく見た目をきれいにするための手技を入れるだけで完成度が全く変わってきてしまうためしっかりとした診断と治療が必要になります。

  

中島俊行先生(久留米医院) 

虫歯が進行してしまい健康な歯の部分が少ない場合に行う骨と歯ぐきに対するアプローチの技術についての発表です。 

歯と歯ぐきと歯を支える骨の関係を考えて処置を行い、いかに処置した歯を長く持たせるかを追求した発表でした。

  

吉田恭三郎先生(西町吉田歯科医院) 

事故で歯の一部が欠けてしまった患者様への対応についての発表です。 

歯に衝撃を受けてすぐの時点での歯の神経を生かすかとるかの判断は難しくしっかりと経過を追いながら処置をする必要性を再度考えさせられました。

 

柴原清隆先生(クリニック医院) 

痛くない麻酔注射の方法についての講義を行いました。 

普段高頻度で行いかつ患者様に苦痛を伴ってしまいやすい処置です。痛みを感じさせずに出来るかは簡単そうで非常に難しいことですが理想を追求していこうと思いました。 

香月先生をはじめ多くの先生からのアドバイスや注意事項をご指導いただきました。これを日々の診療に生かしていこうと思います。 

 

クリニック医院 池松

 

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