10月19日の診療後、立山歯科の歯科医師、歯科衛生士が広川医院に集まり勉強会が行われました。
【矯正 今村】
立山歯科では毎月一回筑後医院、クリニックにて矯正治療を行っています。
矯正治療業界で最新のデジタル3D技術を用いた歯列矯正について発表していただきました。針金のようなワイヤーと呼ばれる器具を使用せず、透明のマウスピースのようなものを使用して歯を動かしていく治療で見た目にも配慮した治療法です。
見た目の美しさ(審美)とよく噛めること(機能美)にこだわった治療の大切さについて学びました。
【久留米医院 宮崎】
歯をたくさん失うと入れ歯が必要になります。
歯と入れ歯の役割、入れ歯を取り扱ううえでよくある間違いや正しい扱い方について発表していただきました。
立山歯科ではインプラント治療により、よく噛めて美しいお口の環境作りを提案しています。
【小郡医院 青木】
心臓弁膜症という御病気を経験した患者様に歯科治療を行う上で必ず注意しなければならないことについて発表して頂きました。
心臓弁膜症の方は心臓の手術をされておりますので、歯科治療を行う上で術後に気をつけなければならない感染性心内膜炎という症状への対策について説明して頂きました。
また心臓弁膜症の患者様は心臓手術の後、血液をサラサラにする抗血栓薬(抗凝固薬や抗血小板薬)という薬を日常的に服用している事が多く、血が止まりにくくなっています。それはお薬を飲むことをやめてしまうと、血栓が出来やすく脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高まるからです。歯科治療では出血を伴うこともありますので、その点も気をつけなければなりません。どのような場合に服薬を中止すべきか、あるいは継続しても良いかは処置の内容や患者さんの状態によって異なります。その判断の基準や医科との連携の重要性について学びました。
学んだ知識を日々の診療に活かしていきたいと思います。
基山医院 井口