7月27日、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士による
立山歯科技術者症例検討会が行われました。
基山医院 近藤
・口呼吸による口腔内への影響
口呼吸に関する症例でした。
本症例では口呼吸が歯茎に及ぼす悪影響や、口呼吸の改善方法などを学ぶことが出来ました。
口呼吸は歯周病や歯並びの悪化をもたらします。
普段口が開いていることが多いという方は、一度検査も含めた受診をお勧めいたします。
久留米医院 星野
・不正咬合を伴う歯周病の症例
歯並び・咬みあわせの悪い方は、歯ブラシが届きにくかったり、歯に異常な力が加わり、歯周病・虫歯にかかりやすい状態であることがほとんどです。
せっかく治療を受けても、歯並びがよい患者様と比べると、
歯周病や虫歯の再発率が高いようです。
歯並び・かみ合わせに関して悩みがある場合はぜひ気軽にご相談下さい。
八女医院 野口
・根管貼薬
『根管』とは、歯の根っこの内部にある空洞のことで、
『貼薬』とは、薬をつけることです。
根っこの治療(歯の内部を機械や薬を使ってお掃除すること)の際に用いる薬品に関して熱い議論が交わされました。
小郡医院 新垣
・シェーグレン症候群
シェーグレン症候群という、口が渇きやすい病気についての発表でした。
歯科治療をする際は、歯の病気だけではなく、全身的な病気も把握しておく必要があります。
4名の発表とそれに対する議論から学んだことを
今後の診療に活かしていきたいと思います。
小郡医院 鳥越