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立山通信

2014-7-19

7月外科症例検討会

7月16日は月1回開催されている口腔外科症例検討会でした。

佐賀大学名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加いただいております。

今回は3名の歯科医師が症例発表を行いました。

 

 

 

青木(小郡医院 副院長) 

歯にひびが入り、根の先に膿を持った症例に対して「再植」という治療を行いました。

1度歯を抜いて、ひびを埋めて膿を掻き出して再度戻す方法です。

戻した後の経過、かぶせ物の期間について検討し、少しでも自分の歯が

長く残せるようにするための方法を学びました。

 

 

中島(久留米医院 副院長) 

ブリッジ(つながったかぶせ物)が壊れて、インプラントによる治療を

行った症例でした。最適な固定方法、かぶせ物について検討しました。

11人の患者様にあった治療とは何か、かぶせ物がなぜ壊れていってしまうか

についてお口の中の環境がかなり左右することを学びました。 

 

池松(クリニック院長代行) 

歯周病で骨がなくなった部分に骨をつくるための処置を施した症例でした。

経過、術式について確認するとともに、1度骨が歯周病でなくなると

それを再生させることがいかに難しいかを考えさせられる症例でした。

今後も検討会を続けていき、日々の診療に生かしていきます。

 

 

 

また、香月先生がなされている口唇口蓋裂の手術のボランティアで

モンゴルでの技術移転についてのご報告がなされました。

普段、治療を受けることが困難な地域の方々も治療を受けることができるように

という熱意が伝わってきます。

モンゴルは電車移動に時間がかかるため街は車が多いこと、気温の変化が

激しいことなど意外な発見もありました。 

普段の診療では経験することがないことでとても刺激を受けました。

 

 

 

午後は香月先生指導の下理事長立山によるあごの骨を増やすための

手術を行いました。

 

インプラント治療を行うにあたりそれを支える顎の骨は必須ですが

それが足りない状態の際に行う手術です。

通常だとインプラント治療を行うことができない方に対して

骨の量を増やし今後インプラント治療が行えるようになります。

大がかりな処置となるため少しでもリラックスできるように

静脈内鎮静法という方法を用いて手術になりました。

 

                                    八女医院  野口

 

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