5月14日は口腔外科症例検討会でした。
佐賀大学名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加いただきました。
今回は4名の歯科医師が症例発表を行いました。
高橋(筑後医院院長)
上あご、下あご全体的にインプラント治療を行っている患者様の症例を提示し、
歯周病とインプラント周囲炎の関連性について議論しました。
インプラント治療を行う際に注意すべきポイント、
なぜインプラント治療が必要になったかという背景を考えることが
重要であると感じました。
吉田(西町吉田医院院長)
歯の神経の治療だけで治らない場合には膿の袋(歯根嚢胞)が
できている場合があります。
その膿の袋を取り除く手術法(歯根端切除術)について
説明をしました。
CT撮影の有効性、そして重要性を感じました。
江越(広川医院院長)
上あごの歯の痛みが取れない場合のその対処法について説明しました。
上顎洞という部位に炎症がある可能性が高いことが判明しました。
診査診断の重要性を改めて感じました。
次にインプラントを用いた入れ歯の利点と注意事項について説明しました。
見た目もよく、さらに噛めるようにする治療の難しさを感じました。
井口(基山医院歯科医師)
下あごに歯の尖端に顎の骨が吸収しており、
歯ぐきの腫れと違和感がとれない場合の対処法について議論しました。
どういう病気が考えられるか、そのアプローチをどうするかについて
深く考えることができました。
以上4人の歯科医師が発表を行いました。
これからも知識を深めていきたいです。
基山医院 井口