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立山通信

2014-2-19

2月口腔外科症例検討会

2月12日は月に1回開催される口腔外科症例検討会でした。
佐賀大学名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加いただき
朝から予定していた時間ぎりぎりになる有意義な検討会になりました。


今回は6名の歯科医師が症例発表を行いました。

江越(広川医院院長)
サイナスリフトという上のアゴの骨が足りない所に骨をつくるという
手術の計画についてのプレゼンテーションでした。
骨の量が足りなくて通常だとインプラント治療が出来ない方に適応される方法です。

森藤(西町吉田医院副院長)
インプラントという人工歯根を用いた方法で
歯の欠損している所の治療をしたことについての発表でした。
しっかりと治療計画を立てることの大事さを改めて感じました。

井口(筑後医院歯科医師)
抜歯の際や抜歯後に起こりうる合併症についての発表でした。
レントゲンやお口の写真などの
患者様の資料を集めることの重要性を改めて感じさせられました。

貞刈(クリニック医院歯科医師)
上あごにできたかなり大きいのう胞という膿の袋を取り除く手術に関しての経過報告を行いました。
通常の治療(歯根治療)のみでは治っていかない際にとりうる治療方法です。

野村(筑後医院歯科医師)
横向きに生えている親知らずの抜歯についての発表でした。
生え方が悪い歯を放置すると
その歯だけでなくほかの歯まで虫歯を作ってしまいやすく

早期発見早期治療が重要となります。

野田(筑後医院研修医)
歯根破折という完全に割れてしまった歯に対しての対処法についての発表でした。
今年度立山歯科にて研修している研修医の1人ですが堂々と発表しており今後が楽しみです。

 

以上6人の歯科医師が発表を行いました。




口腔外科症例検討会後に香月先生指導の下、

理事長が執刀にて右上の部分に骨を作るオペを行いました。

 

積極的にディスカッションを行うことで
自分ひとりでは気付けなかったことに気付けるとともに
仲間として共に高めあっていけるよう
今後もこの口腔外科症例検討会を行っていきます。

 

基山医院 池松

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