12月11日は月に1回開催されている口腔外科症例検討会でした。
佐賀大学口腔外科名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加頂いております。
今日は5名の歯科医師が症例を発表し、口腔外科手術のディスカッションが行われました。
(1) 江越(広川医院院長)
下あごに嚢胞という膿みのたまる袋ができた症例の手術について説明しました。
当日の午後に香月先生の指導のもとに手術を行いました。
(2) 青木(小郡医院副院長)
同様に上あごにできた嚢胞ができた症例の発表を行いました。
術前にCTを撮影し、適切な診断が不可欠であることを解説しました。
(3) 筒井(八女医院副院長)
上あごの義歯をインプラントで固定する「インプラントオーバーデンチャー」という治療について発表しました。
今や全世界的に注目されている治療法でありインプラントは義歯の安定にも応用できるということを説明しました。
(4) 池松(基山医院副院長)
前歯にインプラント治療を施した部分の見た目を調整する治療法を発表しました。
歯茎を作るという方法です。
(5) 貞刈(立山クリニック所属)
1、2症例と同じく嚢胞の手術の経過について報告しました。
最後に香月先生より、長年手術指導を行うためにベトナム、フィリピンなど
海外ボランティアに行かれていた功績により3つの表彰を受けられたことが報告されました。
この海外ボランティアには当立山グループからも毎回歯科医師を派遣しており、
微力ながらの社会貢献を志しております。
口腔外科・インプラント外科担当:柴原