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立山通信

2013-9-17

9月口腔外科症例検討会

 

911日は月に1回開催されている口腔外科症例検討会でした。

賀大学口腔外科名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加頂いております。

この日はB5名の先生方が症例を発表し口腔外科手術のディスカッションが行われました。

 

 

(1)末続先生(筑後医院副院長)

 

 8月にフィリピンに渡航して行われた海外手術ボランティアの報告がありました。

香月先生らと共に口唇・口蓋裂の手術をたくさん経験したとのことでした。

 

(2)羽原先生(広川医院副院長)

 

 左下奥歯の痛みが引かない症例に対して、歯を一旦抜いて再度移植するという

再植という方法を行った例を解説しました。

 

(3)野口先生(西町医院所属)

 

 下あごの親知らずを抜歯した症例について報告しました。

術前の診断がとても重要であることを学びました。

 

(4)鳥越先生(小郡医院所属)

 

 下あごの親知らずを抜歯する際に下あごにある神経に近い場合に2回にわけて処置を行う2回法抜歯について報告しました。

また、唇にできた口唇ヘルペスという症状についても解説しました。

 

(5)貞刈先生(立山クリニック所属)

 

 歯の根っこ部分に膿みの袋ができる嚢胞という疾患について3例を報告しました。

 

 

 

 そして、当日午後に立山歯科クリニック手術室で行われる手術について事前の打ち合わせが行われました。

また、以前に行われた手術の経過報告が行われ、研修会は終了しました。

 

このように歯科口腔外科とひとくちに言っても多様な疾患があり、それぞれの診断、

治療法を学ぶことが非常に重要であることをそれぞれの歯科医師が痛感しました。

 

 

口腔外科・インプラント外科担当:柴原

 

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