8月12日(日)に歯科医師勉強会を行いました。
◎小郡医院 佐々木先生
小児に対する生活歯髄切断法についての発表でした。生活歯髄切断法とは、
虫歯が神経にまで達していた場合に神経を抜く治療をしますが、神経を抜かずに
可能な限り神経を温存する方法です。メリットやデメリットなどを踏まえて説明
をされました。
◎久留米医院 宮原先生
中心結節とMTAセメントについての発表でした。中心結節は100人に一人程度見ら
れる結節で、結節が割れることで虫歯でもないのに神経が死んでしまう可能性が
あります。またMTAセメントは主に根の治療で使用され、現在注目される薬です。
先生自身の症例を踏まえてのお話でした。
◎基山医院 高橋先生
骨造成を伴うインプラント手術の発表でした。上顎の骨が薄くてインプラントが
困難な症例に対し、骨を再生するGBRを行いインプラントを埋入する方法があり
ます。抜歯などで歯をなくした場合、骨はどんどん吸収していきインプラントが
困難になってしまいます。そこでこのような方法を用いてインプラントを埋入す
る高度なテクニックのお話でした。理事長や他の医院の院長なども交えて活発な
討論が行われました。
当グループは非常に多くの先生が在籍しており、みな勉強熱心です。非常に情報が
多く勉強になることばかりです。一流の歯科医師となるよう努力していこうと思い
ます。
筑後医院 長井