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立山通信

2015-9-6

9月 口腔外科症例検討会

92日は月に1回開催されている口腔外科症例検討会でした。  

佐賀大学口腔外科名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加頂いております。  

今回は3名の先生方が症例発表し、口腔外科に関するディスカッションが行われました。

 

 

(1)新垣 先生(小郡医院院長)  

歯周病が進行し、歯を支える骨が溶けてしまった部分に、骨の再生を促進する薬剤を塗布する

歯周再生療法という手術についての発表でした。  

骨が溶けてしまう原因は、歯周病だけでなく、咬み合わせや習癖など様々な要因がからんでいることが多いので、それらの問題を解決してから上記の手術に臨むことが、治療を成功に導くうえで大変重要であることを改めて学びました。  

 

(2)池松 先生(クリニック院長)  

虫歯が原因で下の奥歯が長期にわたり痛みを繰り返し、CT画像で顎の骨の内部が溶けていたり、

周辺の骨の膨らみなどが認められた症例についての発表でした。 

いくつかの診断が考えられる中で、以前に根の治療済みであった奥歯に、再度徹底した根の治療を

施すことで、症状の改善がみられました。 

また別の症例で、上顎の骨でインプラントを予定している場所に、腰の骨の一部を採取、移植し、

インプラントをするのに十分な骨の厚みを獲得するという手術の術後経過の報告もありました。

 

(3)山本 先生(筑後医院歯科医師)  

下の親知らずの抜歯についての症例でした。 

使用する器具の選択や使い方をはじめ、ひとつのやり方では手際よく歯が抜けないこともあるので、

常に次の一手を考えながら抜歯を行うという心得など、抜歯についていろいろと学びました。

 

 

今回学んだことを日々の診療に活かしていきたいと思います。  

                                                                                     広川医院:羽原

 

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