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立山通信

2015-6-19

6月 口腔外科症例検討会

 617日は月に1回開催されている口腔外科症例検討会でした。

佐賀大学口腔外科名誉教授の香月武先生にアドバイザーとして参加頂いております。

今日は4名の先生方が症例発表し、口腔外科に関するディスカッションが行われました。 

 

(1)岡本先生(久留米医院院長) 

 本日午後より行われる手術についての症例発表でした。

インプラント治療をご希望されている方でしたが、インプラントを行うのに

十分な量の骨がなく、先ずその骨を作る手術についての内容でした。

早期治療の重要性や、CTによる画像診断の大切さを改めて感じました。 

 

(2)吉田先生(西町吉田歯科医院院長) 

 上の前歯の根の先端に歯根嚢胞という膿のたまる袋が出来てしまった

症例の発表でした。外科処置を行い歯の根の先端と歯根嚢胞を取り出し、

検査機関で精密検査を行った内容でした。

手術の技術ももちろんですが、手術前からしっかりと準備をして

手術に臨むことで無駄のない正確な処置が行えることを学びました。 

 

(3)荻原先生(八女医院院長)

  インプラント治療を行った方のインプラントが、上手く骨と結合しなかった

という内容の症例でした。

抜歯と同時にインプラント手術を行い、見た目を損ねることなく治療を

進めていきました。結合しなかったインプラントは早期に撤去し、

新たに別のインプラントを埋めることで回復に成功しました。

症状から状態を正確に診断し、早期に着手することで大事に至らずに

治療を終えることが出来ました。 

 

(4)鳥越先生(小郡医院所属) 

 インプラント治療の手術前から歯を入れて治療終了するまでを追った、

一連の流れをまとめた症例の発表でした。

画像や書類についても細かくまとめられておりインプラントの流れを

理解するうえでも良い内容でした。

経過を追うごとに資料採集しておくことの重要性を学びました。 

 

 

最後に佐賀医大名誉教授である香月武先生より、立山歯科より

佐賀医大の口腔外科に紹介させて頂いた患者様の手術報告がありました。

手術の流れを撮影したDVDを見ながら、解説を受け手術内容を確認していきました。

全身麻酔を行わなければならない手術はどうしても大きな病院に

紹介せざるを得ないのですが、このようにして紹介した後も

手術の状況などを確認できたのはとても勉強になりました。

 

 

今回の検討会は特にインプラント治療関係の内容が豊富でした。

一つの症例に関してもいろいろなアプローチがあり、

それぞれの先生の意見を拝聴することが出来ました。

このような機会があってこそなので、次回からも意欲的に

取り組んでいきたいと思います。 

 

 

立山歯科筑後医院:末続

 

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